ボルシンガーが投げると打つ?ロッテ・井上が6号ソロ
「ロッテ-広島」(2日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテが四回、プロ2年目左腕・高橋昂を攻略した。
先導役は先頭打者の井上だった。1-0からやや外寄りの140キロストレートをうまく捉えた。打球は右翼席へ吸い込まれる6号ソロ弾となった。
5月19日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)以来の1発に、「甘いボールを待ってしっかり捉えることができました」と手応えを強調した。
さらに「ボルシンガーが投げる試合で不思議と打っているので、今日も打てて良かったです。なるべく多く援護してあげたい」と付け加えた。
その通りだ。これで6本塁打中、なんと5本までがボルシンガーが先発した試合となった。
3月31日の楽天戦(ZOZOマリン)での第1、2号。4月20日の西武戦(メットライフ)での3号、そして5月19日の5号だ。
さらに鈴木の安打から1死二、三塁のチャンスをつかむと、藤岡裕が中前へ抜ける2点適時打を放って、高橋昂をKOした。