巨人第89代目の4番。岡本が同点のタイムリー 初回には先制の10号ソロ
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「交流戦、オリックス-巨人」(2日、京セラドーム大阪)
プロ初の4番に座った巨人・岡本和真内野手(21)が同点タイムリーを放った。
1-2で迎えた八回。先頭の田中俊が四球で出塁。坂本勇の二ゴロの間に二塁へ進むと、岡本が詰まりながらも右前へ運び、試合を振り出しに戻した。
岡本は二回の第1打席で、オリックス先発・山岡の147キロを強振。打球は大きな放物線を描き、左翼5階席へと着弾した。チームに先制点をもたらす10号ソロ。「インコースよりのボールをうまく回転して打つことができました」と岡本。いきなり4番としての真価を発揮し、悠然とベースを1周した。
いったんはオリックスに逆転を許したものの、巨人第89代目の若き4番がまたしても大きな仕事を果たした。