桑田真澄氏、甲子園語る…1年「無心」、2年「準優勝でダメか」、3年「野球の神様に」
プロ野球・元巨人の桑田真澄氏が2日放送のABCテレビの高校野球100回大会関連番組「夏のチカラ~球児へのメッセージ~」に出演。1年生からPL学園のエースとして出場した甲子園の3年間を語った。
1年生エースとして出場し優勝を果たした83年を「一度でもいいから甲子園に出られたらいいなと思っていたので無心の大会でした」と回顧。春夏とも準優勝だった84年を「2年生からは追われる立場になって。そうか、準優勝でもだめで、期待されてるのはもう優勝だけなんだなと」と振り返った。
春・ベスト4を経て最後の夏に優勝した85年を「3年の時は最後なのでやれることを全部やって、あとは野球の神様に任せる」と当時の心境を明かした。
桑田氏は高校球児に向けて「野球だけやっても、うまくならないと思います」と語った。「勉強からも学べることはたくさんありますし、友達と遊ぶ、恋愛することだって僕はすごくいいことだと思ってますので、3年生の人は最後の夏をがんばってもらいたいなと思います」と呼びかけた。