オリックス・山岡VS巨人・田口“再戦”痛み分け 13年夏の広島大会決勝以来

 「交流戦、オリックス3-2巨人」(2日、京セラドーム大阪)

 両者の決着はつかなかった。先に失点したのはオリックス・山岡だが、投げ合った巨人・田口は六回に3連打で同点を許した。お互いに勝敗はつかず、まるで5年前の夏を思い出させるような“引き分け”となった。

 山岡は二回、初4番の岡本に直球を左越えへ運ばれた。これで6試合連続の被本塁打。6回を1失点にとどめて「何とか最少失点で粘ることはできたと思うが、本塁打で先制されたこと、無駄な四球で球数が増えたことは反省しなければいけない」と悔やんだ。

 13年7月、広島大会決勝。瀬戸内の山岡は広島新庄の田口と投げ合い、0-0で延長十五回引き分け。2日後の再試合は1-0で甲子園に導いた。それ以来となるプロ初対決。舞台は変わっても運命なのか。再戦は日本シリーズか、来季以降となる。

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