オリックス、マレーロ&ロメロで4カード連続勝ち越し ともに2安打1打点

 「交流戦、オリックス3-2巨人」(3日、京セラドーム大阪)

 2人そろえば、やはり心強い。お立ち台に並んだオリックスのステフェン・ロメロ外野手とクリス・マレーロ外野手。ともに4打数2安打1打点でロメロが「ヤッタゾー」と日本語で叫べば、マレーロは「ヤリマシター」と呼応して歓声を浴びた。

 「僕たちはベストフレンドなんだ。彼が先にホームランを打って、チームに勢いがついた」とロメロ。1軍に再昇格して即4番起用のマレーロが先制ソロをかけたのは二回だ。内海の内角直球を左翼最上段席へ運んだ。

 「打った瞬間だったね」と32日ぶり9号を自画自賛。打率2割を切り5月14日に2軍降格したが「調子が上がってきたと報告があった」と福良監督。関東遠征中の2軍から呼び戻す采配が的中した。

 決勝点はMR砲でもぎとった。八回1死、マレーロが左翼線二塁打も「選手を使い切っていた」と福良監督。代走を送れなかったが、その必要はなかった。2死二塁からロメロの中前打でマレーロが生還。微妙な判定に巨人からリクエストを要求されたが、結果はセーフだった。

 本塁で何かと話題をつくるのが来日2年目のマレーロ。本塁を踏み忘れた幻の本塁打や神足スライディングなどを「ホームドラマ」と称したTシャツが発売されたばかり。「気に入ってるよ」とうれしそうに笑う。

 これで4カード連続の勝ち越しで再び貯金1。中日、巨人に続き、次は虎退治へ。復調したMR砲がけん引する。

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