川端が復帰 6連勝中のヤクルトにさらなる戦力

 6連勝で交流戦首位タイと波に乗るヤクルトに、さらなる戦力が加わった。不振で5月21日に2軍落ちしていた川端慎吾内野手(30)が6日に1軍復帰。ソフトバンク戦(神宮)は雨天中止となったが、室内の打撃練習で快音を響かせた。

 2軍では9試合に出場して31打数11安打、打率・355。「思ったより打てて、楽に打席に入れるようになった。体が軽くなった」と表情は明るい。打席数をこなし、連日の特打も敢行。小川監督は「打撃の内容はよくなったと聞いている」と復調に期待を寄せた。

 川端にとって交流戦は、14~16年までの3年間で(17年は出場なし)打率・315を残した得意舞台。「チームの状態がいい。僕も一緒になってやっていきたい」と絶好のタイミングでの復帰に気合をみなぎらせた。

 5日のソフトバンク戦では、大事には至らなかったが、坂口が左腕に死球を受けて交代。川端は2軍では一塁でも出場しており、オプションが増えることもチームのプラス材料だ。層を厚くし、まだまだ連勝街道を伸ばす。

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