巨人・菅野、今季自己最短5回5失点KO 侍・稲葉監督の期待に応えられず

 「交流戦、巨人4-5西武」(8日、東京ドーム)

 絶対エースの喫した5失点が重くのしかかった。終盤の猛追も及ばず、1点差での惜敗。勝利した中日に抜かれ、6月以降では06年8月4日以来の最下位に転落した。今季自己最短の5回KOとなった巨人・菅野に、高橋監督は「ボール自体は普段とは変わらないかなと見ていたが、本人も少し思うところのあるような投球だったかなと思う」と評した。

 出ばなをくじかれた。初回。先頭の秋山に高め直球を左中間席に運ばれた。相手エースの菊池との投げ合いで、いきなり主導権を握られた。三回には浅村、山川に連続適時打を浴び2失点。四、五回にも1点ずつを失い、最後まで修正できなかった。

 8日は侍ジャパンの稲葉監督が視察。「どういう投球をするのか楽しみにしたい」という侍指揮官の期待に応えることはできなかった。試合前時点で交流戦8戦60得点と驚異の破壊力を持つ西武打線に対峙(たいじ)した背番号19。その勢いにのみ込まれ、借金は今季ワーストタイの「5」に膨らんだ。

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