「交流戦、中日３－０ソフトバンク」（９日、ナゴヤドーム）

　中日の先発左腕、ガルシアが７勝目（２敗）を完封で飾った。変化球がさえ、ソフトバンク打線を３安打２四球に抑え、８三振を奪った。

　防御率を１点台としてリーグトップとなった左腕は「びっくりです。本当にうれしいです。きょうは自分の持ち味であるスライダー、チェンジアップが良かった」と振り返った。

　打線は初回、２死二塁で４番のビシエドが「チャンスだったので集中していきました」と先制打。先頭で迎えた八回には二塁打を放ち、チャンスメーク。「塁に出ることを考えていたがしっかりと打つことができました」と笑顔を見せた。

　また、六回に５号ソロを放った福田も２人とともにお立ち台に上がり、「やりました」と絶叫。「なかなか打球が上がっていなかったので。やりました」とニンマリだった。

　チームは３連勝で、交流戦４カード目にして初の勝ち越しを決めた。

　ソフトバンクは先発したバンデンハークが６回６安打２失点、９奪三振も打線の援護に恵まれず、５敗目（４勝）。チームも４連敗となった。