DeNAドラ2神里躍動4H ラミ監督「パーフェクト」

 「交流戦、DeNA4-3日本ハム」(9日、横浜スタジアム)

 打撃で、足で、DeNAドラフト2位ルーキー、神里和毅外野手(24)=日本生命=が躍動だ。同点の七回無死一塁。日本ハム・西村の直球を捉えた打球が左中間を抜く。一走・桑原が本塁を駆け抜け、この日4安打目が決勝打となった。

 「(1試合4安打は)初めてですね」と喜んだが、魅せたのは打撃だけではない。五回2死二、三塁では筒香の二塁内野安打で二塁手・横尾が処理をもたつく間に二塁から生還。ラミレス監督も「今日の神里はパーフェクト」と絶賛だった。

 5月は不振でスタメンを外れる機会が増えたが、その間も「タイミングを早く取って、インパクトの瞬間まで力を入れない打撃に取り組んだ」と現状打破へ試行錯誤の日々。流した汗は、最高の形となって結実した。

 この3連戦は沖縄から両親が観戦。前夜には父・昌二さんから「明日はお立ち台、よろしく」とLINEが届いた。約束を果たすお立ち台で「おとう、おかあ、やったよ!」と神里。初戦の東に続く新人の活躍で6月初連勝、11年ぶりの日本ハム戦勝ち越し。DeNAに勢いが戻った。

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