ヤクルト田代が移籍後初アーチに「うれしい」 でも今後は狙わず「低いライナーを意識」
「ヤクルト9-5オリックス」(10日、神宮球場)
ヤクルトの田代将太郎外野手が、移籍後初アーチとなる1号ソロを放った。
八回表の守備から途中出場。7点リードのその裏、オリックス・近藤が投じた143キロの直球を振り抜き、ライナーで右翼席に突き刺した。
西武時代の昨年4月23日に放ったプロ初本塁打以来の一発。球団企画の『イケメン総選挙』で8位にランクインした28歳は「うれしいですね。雨で下がぬれていたので、しっかりたたいてゴロを打てば抜けると思った」と端正なマスクをほころばせた。
昨季で西武を戦力外となり、トライアウトを経てヤクルトに入団。主に代走や守備固めとして、今季は開幕から1軍で存在感を示し続けている。「ホームランは狙ったら絶対におかしくなる。低いライナーを意識しないと。そこは忘れずにやりたい」と浮かれず「元気を出していきたい」とさらなる貢献を誓った。