交流戦5割以上確定のヤクルト 小川監督「5割を目指してるわけじゃないので」
「ヤクルト9-5オリックス」(10日、神宮球場)
ヤクルトが2連勝。首位に立つ交流戦は9勝2敗とし、5割以上が確定した。
初回2死満塁から荒木が左中間へ走者一掃の適時二塁打を放ち先制。三回はバレンティンがリーグトップとなる16号3ランを左中間に運んだ。四回にもバレンティンが中前に2点適時打を放ち、突き放した。
先発の小川は7回4安打1失点。雨が降りしきるコンディションの中、無四球の好投で今季2勝目を挙げた。8点リードの九回は4点差に追い挙げられたが、最後は守護神・石山が締めた。
小川淳司監督は「打つべき人が打って、投げるべき人が打った。小川は投げ方が前回と違って躍動感があって、ボールもよかった」と主力の活躍に納得顔。交流戦の5割以上は9年ぶりとなるが「まだ7試合残っている。5割を目指しているわけではないので」と意に介さなかった。