中京大1年の井戸田が3安打3打点 スピワゴ井戸田と同姓「全国に名前売る」
「全日本大学野球選手権・1回戦、中京大4-2富士大」(12日、神宮)
2年ぶりの出場となった中京大が、9番・井戸田智也内野手(1年・鹿児島実)が決勝打を含む3安打3打点の活躍を見せ、富士大に競り勝って2回戦へ進出した。
お笑いコンビのスピードワゴン・井戸田潤と同姓で、同じ名古屋出身。鹿児島実2年だった16年センバツに出場した際には、井戸田潤がツイッターで「注目です」とつぶやき、激励を受けた。
「井戸田さんとは全く関係ないけど、(有名人と同姓で)名前を覚えてもらえるのはいいことだと思う。全国に名前を売って頑張っているところを見せたかった」。井戸田潤のネタ「ハンバーグ師匠」をマネする陽気で、目立ちたがりな1年生。大学入学後初の全国大会でも発奮した。
二回は左前適時打。同点に追い付かれた七回は勝ち越しの中前適時打を放つと、九回は右中間へダメ押しの適時三塁打を放った。
「1回戦負けをしたくなかったので、とりあえず1つ勝ててよかった」と満面の笑みで振り返った。