オリックス・西が“東西対決”制す DeNAドラ1・東に格の違い見せつけた
「交流戦、オリックス7-3DeNA」(15日、京セラドーム大阪)
オリックスが“東西対決”を見事に制した。先発・西がチームを今季初の4連勝に導く快投を演じ、交流戦首位・ヤクルトに1勝差。同じ三重県出身のDeNA新人左腕・東との投げ合いで格の違いを見せつけた。
初回を三者凡退に仕留めると波に乗った。六回は神里、山下、楠本を3者連続三振。8回8安打2失点で今季4勝目。球数が123球に達し完投こそ逃したが無四球で毎回の12奪三振。それでも「もっと打たせて取った方が楽だなと」と自分のスタイルを見つめ直す。
特別意識はなかった。この日のマッチアップを“東西対決”と注目されたことに「朝知りました。(それでも)そういうことを考えないで」。ただ、試合が終われば同郷の後輩に愛着がわく。「(面識は)ありませんが同じ三重。一緒に盛り上げていけたら。明日、あいさつに行こうかな」と爽やかに笑った。
これでDeNA戦は自身6戦5勝。チームは2年連続の交流戦勝ち越しで今季最多の貯金4に。西がその右腕で快進撃を支える。