ソフトバンク・内川 1軍昇格即「3番・一塁」スタメン出場へ
「交流戦、ソフトバンク-広島」(16日、ヤフオクドーム)
ソフトバンク・内川聖一内野手が1軍復帰。「3番一塁」でスタメン出場する。
内川は5月15日の楽天戦(Koboパーク宮城)で左足首に自打球を当て、17日に出場選手登録を抹消されていた。さらに、4月中旬にも右膝直撃の死球を受けており、その痛みも抱えながらプレーを続けていた。
首脳陣は当初「10日間で1軍に」と望んでいたが、右膝の回復が思わしくなく復帰時期が遅れていた。しかし、今月14日のウエスタン・オリックス戦(タマスタ筑後)で実戦復帰すると第2打席で本塁打を放つなど3打数2安打と結果を出し、翌15日の広島戦(マツダ)でも2戦連続の一発を放ち回復を猛アピールしていた。
2軍監督からの強い推薦もあり、達川ヘッドコーチが工藤監督に昇格を進言した模様。工藤監督は「映像を見させてもらったけど、いけるんじゃないですか。もちろん期待は大きいけど、自分のペースでやってほしい」と試合前から笑顔が絶えなかった。さらに藤本打撃コーチも「下半身もしっかり使って打てていたし状態はいい」と期待を寄せた。
代わって城所龍磨外野手が出場選手登録を外れた。また、前日14日に先発して5勝目を挙げた千賀滉大投手も登録抹消となり、4年目左腕の笠谷俊介投手が今季初めて1軍に昇格した。