敷田球審が突如倒れ担架で運び出される 試合が中断 西武-中日戦

 7回の西武攻撃中に倒れ、担架で運ばれる敷田直人球審
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 「交流戦、西武-中日」(16日、メットライフドーム)

 球審の敷田直人審判員が突如倒れ、試合が中断した。七回、1死二塁。西武・秋山の打席で、カウント2-2。敷田球審は自らタイムをかけようと左手を掲げたが、ふらついたまま、バランスを立て直せず後ろ向きに倒れた。そのまま、担架で運ばれた。

 球場は騒然。打席の秋山、捕手の中日・大野が異変に気づいてすぐに駆け寄り、両軍のトレーナーや首脳陣も本塁付近に集まった。球場からは「頑張れ、頑張れ、敷田!」とコールも起きた。その後、球審が柳田審判員に交代し、試合が再開された。

 敷田球審は46歳で、1軍の審判員としては01年に初出場。見逃し三振の際、漢字の卍のようなポーズを取ることで知られている。

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