楽天・平石監督代行「僕のやりたいようにやりたい」梨田監督辞任から一夜明け
楽天・梨田昌孝監督(64)が成績不振を理由に引責辞任してから一夜明けた17日、平石洋介監督代行(38)が、楽天生命パークで会見を行った。
平石代行は「正直いまだに気持ちの整理がつかない」と第一声を発し、「監督だけの責任ではなくチーム全員で受け止めないとけない」と話した。
梨田監督とは、辞任を表明した16日に話し合った。「途中でこういうことになって申し訳ない。何とかチームを変えてほしい」と再建を託されたといい、38歳の若き指揮官は「いきなり(カラーは)ガラッと変わらないとは思いますが、僕のやりたいようにやりたいたい。選手起用ですとか作戦とか、動くところは動きますし、信じて打たせるところは打たせますし。体張ってやります」と意気込んだ。
この日、選手全員を前に、「野球人生を大事にしてほしい。ここまでかなり苦しい状況になっているが、立て直すのは正直難しいことかもしれないが、ここで立ち止まるわけにはいけない。とにかく前に進んで、選手、スタッフみんなが一緒に、しっかりやってほしい。熱く生き生きとやってほしい」と話した平石代行。立花球団社長からは残り80試合を「50勝30敗」とノルマを課されているが、「やる以上はそこを目指してやっていく」と話した。