ロッテ・石川 交流戦4戦4勝 18試合制の15年以降最多

 「交流戦、阪神1-3ロッテ」(19日、甲子園球場)

 およそ勝利投手らしくないロッテ・石川のコメントだった。

 「もっと長いイニングを投げないといけない。申し訳ない…」

 5回を90球、被安打5で1失点。交流戦4勝目は18試合制になった15年以降で単独最多となった。

 これで今季8勝目だ。だが、威勢のいい言葉はやはり出てこない。「自分の中で次に向けての課題が分かった。修正していく」。神妙な表情が浮かんだ。

 ブルペンから調子が悪いと自覚した。思った以上に低い甲子園のマウンドに面食らった。井口監督が「球がいっていなかった。高かった」と言うように二回以外はピンチを招き、四回には高山に適時打を浴びた。

 だが、女房役の田村は「要所では低めに来ていた。やはりコントロールがいい」と悪ければ悪いなりに抑える石川の実力に太鼓判を押した。

 「パの打者は甘い球を見逃してくれない。状態を上げていく」。初登板の甲子園で白星を挙げて、22日からのリーグ戦再開をにらむ石川だった。

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