楽天・平石監督代行、松坂からエールに気合 高校時代、伝説の一戦で激闘

 楽天・平石洋介監督代行(38)が21日、楽天生命パークでの全体練習後に報道陣に対応し、同学年の中日・松坂大輔投手(37)から激励の連絡を受けたことを明かした。高校時代、98年夏の甲子園準々決勝で主将を務めたPL学園が松坂擁する横浜と延長十七回の死闘を繰り広げたのは有名。同級生ライバルからのエールを22日からのリーグ戦再開へ何よりの励みとする。

 平石監督代行は「松坂から?ありましたね。やり取りはありましたよ」と笑みを浮かべた。代行とはいえ、松坂世代から誕生した初のプロ監督。今は指揮官、選手と立場は違うが、絆は深い。松坂は背中を痛めて登録抹消されていることもあり「大輔の状態も心配でしたし」と気遣いつつ、「彼には元気をもらいますよね」と盟友の存在を心の支えにしている。

 17日の阪神戦から指揮を執り、現在2連勝中。22日の日本ハム戦からのリーグ戦再開に向け「借金(18個)を返すのも、そんなに甘いものではありません。目の前の1試合にベストを尽くすだけ」と話すが最下位からの逆襲をもくろんでいる。

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