オリックス・吉田正が交流戦MVP 賞金200万円ゲット「すごく新鮮な気持ち」
日本生命セ・パ交流戦の表彰選手が22日、発表され、勝ち越しリーグ勝率1位チームのオリックスから選ばれる最優秀選手賞(MVP)は吉田正尚外野手(24)が初選出された。打率・397、3本塁打、10打点で賞金200万円。セ、パから1人ずつ選ばれる日本生命賞(賞金100万円)は最高勝率球団のヤクルトから1勝7セーブ、防御率0・00の石山泰稚投手(29)と4勝を挙げたロッテの石川歩投手(30)が選ばれた。
吉田正はこの日のソフトバンク戦前にほっともっと神戸で会見し「素直にうれしい」と胸を張った。交流戦はプロ3年目で初出場。過去2年は故障などで出場できず「初めて全試合に出て、すごく新鮮な気持ち。普段対戦できない投手と対戦できて良い経験になりました」と振り返った。
印象深いカードはチームが3連勝した12日からの広島3連戦(京セラ)。第2戦に今季10号本塁打を放ったこともあり「3連勝は大きかったですし、ホームランを打ったのも(自身には)大きかった」と実感を込めた。
賞金200万円の使い道は「オフになったら考えます」。21日・阪神戦の走塁で右足首を痛めて途中交代。「右足関節捻挫グレード1」と診断された患部は「大事に至らず、大丈夫です」と説明した。