第１００回全国高校野球選手権記念沖縄大会が２３日、全国のトップを切って開幕した。慰霊の日に開幕となり、沖縄市のコザしんきんスタジアムで開会式が行われた。

　開会式では参加６５校を代表して北部農林・岸本宗太主将が選手宣誓した。「今年もここ慰霊の日の沖縄の地から、平和への思いを込めた高校球児の熱い戦いが始まります。これまで私たちを支えてくださった多くの方々への感謝を忘れず、また、どんな苦境にも耐え、この長い伝統を受け継いできてくれた、たくさんの方々へ尊敬の意を表します。今年は第１００回大会。平成最後の夏の甲子園でもあります。新たな時代の先駆者として、この節目にふさわしい全身全霊のプレーで、力の限り、戦い抜くことをここに誓います」。この日、１回戦１試合、２回戦５試合が行われる。決勝は７月２２日に行われる予定。