ロッテ・井上 1軍復帰即、逆転の満塁弾
「ロッテ-西武」(23日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテの「アジャ」こと井上晴哉内野手が1軍復帰を満塁弾で飾った。
3点を追った三回、西武・今井から先頭・平沢の四球を足場に藤岡裕と角中の四球も絡んで2死満塁。ここで登場した井上が右翼席へ逆転となる8号満塁アーチを運んだ。
プロ初の満塁本塁打は7日の中日戦以来の1発だ。
今季8本塁打のうち、実に6本がボルシンガーの先発した試合だ。「たまたまです…」と振り返ったが、こうなると相性の良さ以外の何物でもない。
「打ったのはストレートです。抹消から復帰した試合ですし、そのことで迷惑を掛けてしまった人もいるしとにかく結果を求められると思います。
いろいろな思いを持って試合に臨んでいる中でこのチャンスで打席が回ってきたので、何とかしたい気持ちですね。それだけです」
井上はへんとう炎による発熱で13日に出場選手登録を抹消されたが、最短復帰していた。
7連勝中のボルシンガーが一回に浅村に先制の3ランを浴びていただけに貴重な満弾となった。