ロッテ、井上の満塁弾で逆転勝ち 5回降雨コールド ボルシンガーが8連勝で9勝目
「ロッテ4-3西武」(23日、ZOZOマリンスタジアム)
3度の中断の末、五回降雨コールドでロッテが勝利した。
ロッテは3点を追う三回、西武の先発・今井から先頭・平沢の四球で出塁。その後、藤岡裕と角中の四球などで2死満塁とすると、この日1軍に復帰した井上が右翼席へ逆転8号満塁アーチを運んだ。7日の中日戦以来となる一発は自身初の満塁弾となった。
井上はへんとう炎による発熱で13日に出場選手登録を抹消されたが、復帰初戦で大きな仕事をやってのけた。
先発のボルシンガーは雨でぬかるんだマウンドに苦しみ、初回に浅村に3ランを浴びた。その後も毎回走者を背負う投球となったが、粘りのピッチングで5回を投げきり、8連勝で9勝目(1敗)を挙げた。
前回登板でプロ初勝利を挙げた西武の今井は、5回を3安打に封じたものの、井上の一発に泣いた。