広島新庄・古川主将「挑戦者の気持ちで」 2年ぶり聖地へ2回戦から登場
第100回全国高校野球選手権広島大会(7月7日から18日間、マツダスタジアムほか)の組み合わせ抽選会が23日、広島市内で行われた。春季中国大会王者の広島新庄は、2年ぶりの甲子園出場を目指し2回戦から登場する。古川智也主将(3年)は「挑戦者の気持ちで戦っていきたい」と意気込んだ。
投打で充実したメンバーで臨む。投手は竹辺聖悟投手(3年)と桑田孝志郎投手(2年)の2枚看板。ともに140キロ台の直球を武器とする。野手は4番・高野智裕外野手(3年)を軸にどこからでも得点できる打線だ。
昨夏は決勝で広陵に敗れ3年連続での甲子園出場を逃した。「勝つことへの執着心が増した」。悔しさを糧に練習に励み、07年秋から指揮を執る迫田守昭監督(72)が「過去と比べ一番」と言うチームに成長した。
順調に勝ち進めば広陵と決勝で対戦する。「どのチームもレベルが上がっている。負けたら初戦でも決勝でも同じ」と一戦一戦、全力を注ぎ広島の頂点へ駆け上がる。