日本ハム近藤、先輩松坂撃ち熱望「雲の上、神様みたいな存在」
マイナビオールスターゲーム2018(7月13、14日・京セラドーム大阪、熊本藤崎台県営野球場)のファン投票結果が25日、発表され、日本ハム・近藤健介捕手(24)がパ・リーグ指名打者部門で、1位の35万9394票を獲得した。球界屈指の安打製造機は母校・横浜の先輩である中日・松坂との初対決を熱望。「雲の上、神様みたいな存在」と尊敬してやまない“平成の怪物”をフルスイングで打ち砕く。
選手間投票で選出された昨年の夢舞台は、腰部椎間板ヘルニアの手術を受けたため出場辞退。1年後、再び手にしたチャンスに心が躍る。「高校の時、監督や部長から(松坂の)いろんな話を聞いていました。胸を借りてフルスイングしたいです」と真っ向勝負を誓った。
近藤は今季、ここまで54試合に出場して打率・363と首位打者を快走中。オールスターでは「そういうところでしかできないことを狙ってみたいです」と本塁打にも意欲を見せる。この日は、仙台から空路で沖縄に移動。憧れの人との夢対決を心待ちに、今は首位奪還を目指すファイターズの原動力として全力を注ぐ。