日本ハム・清宮2打席連発!降格後驚異18戦12発 「脱力感」奏功
「2軍交流戦、日本ハム10-2四国アイランドリーグplus選抜」(28日、鎌ケ谷スタジアム)
進撃が止まらない。日本ハム・清宮幸太郎内野手(19)が28日、四国アイランドリーグplus選抜との2軍交流戦で2打席連発。5月28日の2軍降格後、18試合の出場で12本塁打と量産体制に入っている。
「3番・左翼」でスタメン出場。一回と四回にいずれも空振り三振を喫して迎えた六回の第3打席だ。1死一塁の場面で左腕・山崎の直球を捉えると風に乗って右翼席への2ラン。七回も1死一塁で右腕・原田の直球を強振し、右中間席に運ぶ2ランとなり「2本目は悪くなかった」と頬を緩めた。
数日前から打撃がしっくりきていなかったため修正。この日はバットの位置や姿勢、脱力感を意識したことも功を奏し、5打数2安打4打点と大暴れした。
29日のイースタン・DeNA戦に向け「どれだけ修正できるか、どれだけ打てるか楽しみ」と屈託のない笑みを浮かべた。1軍再昇格は早くても球宴明けになる見込みだが、今は2軍でじっくりと牙を研ぐ。