オリックス・増井が史上4人目の12球団セーブ 江夏、クルーン、サファテ以来
「日本ハム1-2オリックス」(29日、札幌ドーム)
オリックス・増井浩俊投手がプロ野球史上4人目の12球団セーブをマークした。1点リードの九回、古巣打線を3人でピシャリと無失点に抑え、今季20セーブ目を挙げた。1984年の江夏豊(西武)、2008年のクルーン(巨人)、2014年のサファテ(ソフトバンク)以来。
古巣の札幌ドームでヒーローインタビューを受けた増井は、「ここまで育ててくださった関係者に感謝したい。1試合1試合全力でやってきて、こういう記録につながってうれしく思います」と笑顔。「ファイターズを抑える形になってしまったが、ファイターズ出身選手としてファイターズファンに声をかけてもらいうれしい」と声援に応えていた。
打線は七回に安達の左前適時打で先制し、さらに大城が中前適時打を放ち、これが決勝打となった。先発した西勇輝投手が6回1/3を5安打1失点で5勝目(6敗)。
日本ハムは先発・マルティネスが6回2/3を9安打2失点も5敗目(7勝)。打線は七回に田中賢が代打で2試合連続打点を挙げた。