楽天・塩見が今季初勝利 7回1失点で菊池に投げ勝つ 平石監督代行「素晴らしい」
「西武1-15楽天」(29日、メットライフドーム)
楽天・塩見貴洋投手が、7回2安打1失点の好投で、今季初勝利を挙げた。直球を軸に西武打線を翻弄し、「きょうは飛ばして行くと決めていた。真っ直ぐの走りが良かった」と会心の表情で振り返った。
六回2死まで無安打に抑え、塩見は「ノーヒットノーラン?全然意識していなかったです」と振り返ったが、この日、初安打を浴びたのは、八戸大時代の同級生・秋山。「すれ違ったとき、『打つなよ』と言ってやりました」と苦笑いだった。
この日は、打線が苦手の菊池を撃ち、2016年5月12日以来、778日ぶりに同投手に土をつけたが、平石監督代行は「塩見が素晴らしかった。球のキレもコントロールも、素晴らしいピッチングだったと思います」と称えた。