硬式部員数が4年連続減少 1年生部員は平成以降で最も少なく… 日本高野連が調査

 日本高野連は29日、全国の野球部員数と加盟校数(5月末現在)を発表し、硬式部員数は昨年度より8389人少ない15万3184人で、4年連続の減少となった。16万人を割り込むのは2003年度以来15年ぶりで、1年生部員は平成以降で最も少ない5万413人だった。加盟校数は18校減の3971校と、13年連続で減少した。

 部員が増えた都道府県はなく、全都道府県で減少した。最も減ったのは大阪の474人、次いで北海道で458人、神奈川の411人だった。部員数が最多だったのは東京の1万355人、最少は鳥取の898人。1年生が進級して3年生になった時の残留の割合を示した「継続率」は、過去最多の91・0%(昨年度90・9%)だった。

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