大阪桐蔭・柿木「夏への仕上げ」 9回3失点13三振の快投
「高校野球・練習試合、大阪桐蔭5-3東海大相模」(1日、大阪シティ信用金庫スタジアム)
今春センバツを制した大阪桐蔭の今秋ドラフト候補・柿木蓮投手(3年)が1日、練習試合・東海大相模戦に先発し、9回3失点で13三振を奪う快投を見せた。
今春大阪大会はベンチ外だったが、北大阪大会はセンバツ以来の1番を背負うことが決定。「夏への仕上げ」と位置づけた強豪との一戦は、最速145キロの直球を主体に攻めの投球を展開し、復調を印象づけた。
これまでセンバツ決勝など大切な試合は、根尾昂内野手(3年)が先発することが多かった。「センバツは1番を付けていただけ。悔しかったし、信頼される投手になりたい」。北大阪大会は7日開幕。大阪桐蔭は16日の2回戦で、関西創価-四條畷の勝者と対戦する。最後の夏にエースが意地を見せる。