巨人・沢村が危険球退場 153キロの剛速球が桑原の頭部をかすめる死球
「巨人-DeNA」(3日、東京ドーム)
巨人・沢村拓一投手が、頭部死球で危険球退場となった。
味方が逆転に成功した直後の八回、3番手でマウンドへ。先頭の柴田に四球を与えると、続く乙坂に中前打でつながれ、無死一、二塁のピンチを招いた。
犠打で2死二、三塁。佐野の二ゴロの間に1点差に迫られ、なお2死三塁。打者・桑原に対し、カウント1-1から首を2度振って投じた153キロの直球が頭部をかすめ、退場が宣告された。
桑原は倒れることなくそのまま一塁へ向かったが、丹波球審は沢村に退場を宣告。沢村は一瞬、驚きの表情を浮かべた。
今季、試合前の時点で対戦防御率9・82と苦手にしていたDeNA戦で、またも役割を果たせなかった。
その後、2死満塁のピンチは守護神のマシソンが三振でしのぎ、1点リードを死守した。