ソフトバンク千賀が6勝目 西田が古巣楽天から今季1号「恩返しという気持ち」
「楽天2-5ソフトバンク」(3日、弘前はるか夢球場)
ソフトバンク・千賀滉大投手が、6回2/3を4安打2失点の力投で6勝目(3敗)を挙げた。七回、アマダーに右越え11号2ランを被弾したが、安定した投球で楽天打線を抑えた。
打線は三回に柳田、内川の適時打で2点を先制すると、四回には西田が古巣の楽天から今季1号ソロ。五回は、デスパイネの19号2ランでリードを広げた。
移籍後第1号を放った西田は、「楽天は8年間、お世話になった球団で、東北という地でスタメンということだったので、恩返しという気持ちで活躍したかった」と笑顔。さらに「いいプレーヤーが多いホークスの中で、いいものを自分の中で吸収したい。1軍に入る目標でやっていたが、勝たないといけないチームなので必死に成長していきたい。東北は第2の故郷、ありがとうございました」とファンにアピールしていた。
楽天は、先発の古川が誤算。5回8安打5失点で3敗目(3勝)を喫した。打線も7安打を放ったが、得点はアマダーの一発だけに終わった。