オリックス4位タイ後退 両リーグ最多今季10度目延長戦で無念ドロー
「オリックス2-2ロッテ」(3日、京セラドーム大阪)
熾烈(しれつ)な3位戦線でオリックスが一歩後退した。両リーグ最多となる今季10度目の延長戦の末に、ドローで4位タイに転落。2-2の延長十二回2死満塁、打席は4番・吉田正。敵の5番手・南がフルカウントから投じた直球を捉えにいった打球は中飛に終わった。
2点ビハインドで迎えた六回にはロメロが同点2ランを放ち、追いついた。ただ、痛かったのは初回無死二、三塁から、無得点に終わった拙攻。これが最後まで響いて勝ちきれず「チャンスでね。いい凡打を増やさないと」と福良監督の言葉も重かった。
延長戦は2勝4敗4分け。ソフトバンク、ロッテとのAクラス争いで、これ以上、後れを取るわけにはいかない。