巨人・岡本が33打席ぶり待望打 チーム連敗、5位転落も光
「巨人4-6DeNA」(5日、東京ドーム)
敗戦の中で、4番の一打が一筋の光となった。2点を追う三回1死一、三塁。巨人・岡本が左中間へ1点差に迫る適時二塁打。8試合、33打席ぶりに「H」ランプがともり、高橋監督は「本人が一番ホッとしているというか、落ち着いてくれると思う」とうなずいた。
6月26日の広島戦で一発を放ってから、突如襲ったスランプ。苦境を打破した岡本は「素直にうれしかったですけど」と安どの心境を口にする一方で「勝てば良かったんですけど」と中核としての責任を背負った。
連敗で5位に転落し、6日からは首位・広島との3連戦。村田ヘッド兼バッテリーコーチは「吹っ切れて爆発してくれることを期待してるけどな」と話した。4番に出た兆しの1本を、流れを変えるきっかけにしたい。