DeNA・今永、1カ月ぶり2勝目!粘投実を結ぶ「弾みにしないと」
「巨人4-6DeNA」(5日、東京ドーム)
粘投が実を結んだ。DeNA・今永が、6回を4安打3失点で6月10日以来、約1カ月ぶりの2勝目をつかんだ。序盤からピンチを背負う苦しい投球だったが、崩れなかった。
「チームが勝てて、プラスアルファで自分に勝ちが付いた」と少しだけ頬を緩めた。エース筆頭候補だった今季。左肩違和感の影響で出遅れ不振にあえいだ。だが6月19日・楽天戦以来のスタメンマスクをかぶった戸柱から試合前に「打たれたら俺のせい。思い切って投げてこい」とゲキを飛ばされて吹っ切れた。その戸柱が同点の四回、勝ち越しの右越え1号ソロで援護してくれた。
「弾みにしていかないといけない」と今永。チームの重要なピースが、復活のきっかけをつかんだ。