ロッテ・ボルシンガー、外国人投手史上4人目の10連勝

 「ロッテ9-1日本ハム」(7日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテ・ボルシンガーが外国人投手では南海(現ソフトバンク)のスタンカ、西武の郭泰源、巨人のマイコラス以来、史上4人目の10連勝を達成した。チームでは2007年の成瀬以来の快挙。連勝の間は10戦10勝で「シーズン前には全く頭になかったこと。本当にうれしい」と喜んだ。

 四回までは二塁を踏ませない好投。2-0の五回にアルシアにソロを浴び、なお1死一、二塁のピンチでは中島を遊ゴロ併殺に仕留めた。曲がりの大きいナックルカーブの制球に苦労しながらも、140キロ前後の動く速球でゴロの山を築いた。

 ただ、この日は7点リードの六回途中に右太もも裏がけいれんして84球で降板した。「日本の夏にどう投げるかは考えないと。シーズンはこれからが大事」と先を見据えた。

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