日本ハム・清宮 再昇格即代打 3球三振も前向き
「ソフトバンク1-10日本ハム」(9日、東京ドーム)
1軍再昇格も即結果は出なかった。7-1の九回無死一塁。日本ハム・清宮幸太郎内野手が代打で登場すると、球場内が大歓声に包まれた。だが、寺原に2球で追い込まれ、最後は変化球にバットが空を切り3球三振に倒れた。
「思い切って振ろうと思っていて、それができた」と前向きに捉えた。久々に1軍の打席に入り、「雰囲気もあって楽しかった」とルーキーらしく、正直な思いを吐露した。
育成重視の方針で5月28日に出場選手登録を抹消されると、2軍で本塁打を量産。だが、再昇格したこの日の打棒爆発はならなかった。「全て吸収し、勉強してもらう」とした栗山監督は球宴前最後の10日・ソフトバンク戦まで状態を見極める考え。新人はがむしゃらに1軍生き残りを目指す。