中日・松坂「直球勝負」 被災地へ勇気与えるプレーを決意 第2戦は代打出場に意欲
「マイナビオールスターゲーム2018」は13日に京セラドームで第1戦が行われる。全セの先発を務める中日・松坂大輔投手(37)は、西日本豪雨で大きな被害があった被災地へ、勇気を与えるプレーを披露する決意をにじませた。
球宴は12年ぶり7度目の出場。しかし、手放しでは喜べない。
「多くの人が無事であってほしいと心から願っています。オールスターはお祭りのようなイベントですが、それを見て少しでも気持ちが明るくなってくれる人たちがいてくれればいいなと思います」
古巣・ソフトバンクの柳田や西武の山川ら、松坂との対戦を熱望するパの強打者たちをどう抑えるか。「直球勝負で。僕の真っすぐは動きますけど」と不敵に笑った。
熊本で行われる第2戦では代打出場にも意欲を見せた。ソフトバンク時代には熊本地震が起きた2016年、リブワーク藤崎台球場に義援金を送った。打席に立てれば、熊本地震の被災者にも元気を与えられる。「平成の怪物」が投打の「二刀流」で平成最後の球宴に彩りを添える。