球宴最年長登板の巨人・上原 松坂に「ナメてますね」

 試合終了後、笑顔で場内を一周する全セの上原(左)と松坂=リブワーク藤崎台
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 「マイナビオールスターゲーム・第2戦、全セ1-5全パ」(14日、リブワーク藤崎台球場)

 巨人・上原浩治投手の球宴最年長登板に合わせて、第1戦で全セの先発を務めた中日・松坂大輔投手が放送席に登場。豪華解説を行うと共に、登板後には二人の“熱い”トークが繰り広げられた。

 11年ぶりに球宴のマウンドに帰ってきた上原の熱投を、松坂が放送席からじっと見つめた。年齢的には上原が5歳先輩ながら「同じ年にプロ入りして、常に意識してきた投手」と話し、常にライバルとして意識してきたことを明かした。

 1回を無失点で切り抜け、出番を終えた上原は「暑いですね。大輔は涼しいところで投げてうらやましい」と、空調の効いた京セラドーム大阪で投げた松坂にチクリ。松坂が「暑い所で投げてる上原さんを涼しいところで見てました」と返すと、上原は「ナメてますね。試合前にカレーばっかり食いやがって」と苦笑いだ。

 それでも、「大輔がボロボロになるまでやりたいと言ったのを聞いて、僕もやらないといけないと思った。特別な存在です」と、松坂が日本球界復帰に際して発した言葉を持ち出す場面も。松坂は「うれしいけど、恥ずかしい」と照れくさそうにしていた。

 ともに日本球界で一時代を築き、メジャーでも活躍して、日本に復帰した2人。ライバル同士の絆の深さを感じさせた。

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