ダイエーの守護神、ペドラザ氏がソフトバンク戦始球式 「思い出がよみがえった」
「ソフトバンク-西武」(16日、ヤフオクドーム)
かつてダイエーで守護神を務めたペドラザ氏が始球式を務めた。
同氏は99年途中にダイエーに入団。当時の王監督から抑えに抜てきされると、それが奏功して大活躍。同年のチーム福岡移転後初優勝や翌年のリーグ連覇に貢献するなど、在籍4年で通算117セーブを記録。00、01年には最優秀救援投手のタイトルにも輝いた。03年は巨人でプレーしたが、右肩の故障などで振るわず1年限りで退団した。
「日本を離れてから初めて来日した。王さんと会ったのも02年以来だった」とペドラザ氏。それでもインターネットで日本球界の状況はチェックしており「一緒にプレーした工藤さんが監督をやっていたり、その前が秋山監督だったのも知っているよ」と笑顔を浮かべた。
肝心の投球は、西武・秋山の膝元へ。往年の制球力は健在かと思われたが、捕手のミット手前でワンバウンドし「ブルペンじゃよかったのにね。悔しいな」と苦笑い。それでも「本当に懐かしい。たくさんの思い出がよみがえった」ととにかくうれしそうだった。