ZOZO前澤氏が球団所有へ意欲 買収、譲渡条件とは…DeNAは95億円
ファッションサイト「ZOZO TOWN」などを運営するスタートトゥデイ社社長の前澤友作氏が17日、ツイッターを更新し、プロ野球球団を持ちたいという“大きな願望”をつぶやいた。シーズンオフに球界へ提案するプランをつくるという。プロ野球球団の参加資格に関しては、野球規約に細かく記載されているが、資本総額1億円以上、預かり保証金として25億円が必要であるなど、条件がある。
野球規約には第6章に「参加資格」の項目があり、「発行済み資本総額1億円以上の、日本国の法律に基づく株式会社でなければならない」と最初に記されている。
その他にも専用球場の保持、参加するには、参加したい年の前年の11月30日までにオーナー会議の承認を得なければならないことなどが記されているが、金銭面でも高額な条件が求められている。
因みに、球界では2012年にDeNAが、TBSホールディングス(HD)から横浜ベイスターズの譲渡を受けて日本野球機構(NPB)に加盟したが、DeNAの球団取得総額は95億円だったとされる。TBSグループから65億円で株式譲渡を受けたとされる。
更に野球協約では、球団譲渡の際に新球団がNPBに納める預かり保証金が25億(10年の球団保有で返還)と定められており、そのほか野球振興協力金4億、加入手数料1億円の計30億円が最低限必要となっている。