巨人 悪夢…一球で暗転 痛恨の逆転サヨナラ負け 連勝7で止まる
「広島10-9巨人」(20日、マツダスタジアム)
巨人が壮絶な打撃戦の末、痛恨の逆転サヨナラ負け。連勝が7でストップし、首位・広島とのゲーム差が「6」となった。
8-8で迎えた十回、岡本の17号ソロで勝ち越したが、その裏にマシソンが崩れ、下水流がサヨナラ2ランを放った。
地獄からはい上がり、また地獄に突き落とされた。先発・山口俊が2回7失点でKO。序盤で厳しい展開となったが、四回に陽岱鋼、五回にはマギーがいずれも3ランを放ち、1点差に追い上げた。
六回に丸の適時打でリードを2点に広げられたが、七回に代打・石川の安打と菊池の今季初失策となる悪送球で無死、二、三塁。吉川尚がしぶとく中前にはじき返す2点適時打を放ち、8-8に追いついた。
執念で逆転し、勝てば球団史上12年ぶり、7点差をはね返す大逆転勝利だったが、一球で暗転。マツダスタジアムで10連敗となった。