巨人・上原トリプル100 日米通算100勝100S100H達成
「広島10-9巨人」(20日、マツダスタジアム)
幾多の壁も乗り越え、ついに偉業を達成した。巨人・上原が8-8の七回に3番手で登板して1回無失点とし、日米通算100ホールドを達成した。既に達成している100勝、100セーブと併せ、日本選手初の“トリプル100”を成し遂げた。米大リーグではロイヤルズなどでプレーしたトム・ゴードンが記録しており、日米で2人目の快挙。
「(日本選手は)まだ誰も達成していない記録なのでうれしい」
3月途中に入団。4月は防御率10・80と調整が不調だったが「雑草は踏まれても上がっていくだけです」と走り込みや投げる量を増やし、勝利の方程式の一角にはい上がった。
「試合に向け、常に準備をすること」を肝に銘じるレジェンドは「1年間ケガなくやることが最低限の目標」と次なる戦いを見据えた。