侍・稲葉監督「全勝する」 敗者復活ありでも「負けていいとは思っていない」
「ウエスタン、阪神7-4中日」(20日、甲子園球場)
侍ジャパンの稲葉篤紀監督(45)が20日、トップチームと兼任し指揮を執る10月のU-23ワールドカップに向けた若手選手の視察を目的に、ウエスタン・リーグの阪神-中日戦(甲子園)を訪れた。
同オリックス-広島戦(舞洲)をチェック後に甲子園に足を運んだ指揮官は、阪神で現在1軍の望月や才木に期待を寄せた。才木については「“出てきたな”という感じはしました」と目を細め、望月には「1軍で投げることが一番いいことなのでそれを経験して。ああいう投手たちが、これからの野球界を背負っていくんだなという感じがする」と高い評価を口にした。
2020年東京五輪については、最大3敗しても敗者復活で優勝できる競技方式が承認されたことを受け「負けてもいいとは思っていない。全勝して5戦で終えることがベスト。そこを目指してしっかりやっていきたい」と、勝利へのこだわりを強調していた。