天理が8強進出 畝傍に5回コールド勝ち 元近鉄の中村監督「前半は苦しい展開だった」
「高校野球奈良大会・3回戦、天理10-0畝傍」(22日、佐藤薬品スタジアム)
昨夏の甲子園4強・天理が、畝傍を5回コールドで下して8強に進出した。
四回は、今秋ドラフト候補・太田椋内野手(3年)の左翼フェンス直撃の二塁打をきっかけに追加点を奪った。
元近鉄で現オリックス打撃投手・暁氏を父に持つ、高校通算30本塁打の太田は「初戦より落ち着いて試合に入れた。自分の打撃ができてよかった」と振り返った。
2-0で迎えた五回は、吉田隼外野手(2年)が左翼席へ特大の3ランを放つなど、打者11人で8安打8点を奪った。
近鉄などでプレーした中村良二監督(50)は「試合中に5、7番打者に『顔が硬すぎる。もう少し楽しんでやろう』と声を掛けたんですが、あえてみんなに聞こえるように言いました。それがうまくいったのかも(笑)。前半は苦しい展開だったけど、最後はみんなでつないで、何とか走者を返そうという意識が見えた」と快勝を笑顔で振り返った。
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