東海大星翔は35年ぶり、作新学院は8連覇、佐久長聖2年ぶり出場決める 11大会で決勝戦
「第100回全国高校野球選手権大会」の出場を懸けた地方大会が22日、11大会で決勝を迎え、長野では佐久長聖、栃木では作新学院、熊本では東海大星翔が出場を決めた。
午前10時に試合が始まった長野では7年連続で決勝進出した佐久長聖が、上田西と激突。佐久長聖が逆転で2年ぶり8回目の出場を決めた。
上田西が初回に2点を先制もその裏、佐久長聖が1点をかえしてその後は投手戦に。試合が動いたのは七回。上田西が1点を奪うと、2点を追う佐久長聖がすぐさま逆転に成功。西藤の右中間を破る適時二塁打などで追いつくと、樋口の中越え三塁打で1点を勝ち越した。
佐久長聖は先発の背番号1右腕・林が1点差で迎えた九回2死二塁とされたが、ここを無失点で踏ん張り、3失点完投で甲子園切符をつかんだ。
栃木の作新学院-白鴎大足利は、初回に2点を先制した作新学院が、この2点を投手陣が守って白鴎大足利打線を完封。8連覇で14回目の夏の甲子園出場を決めた。
熊本では、ノーシードから勝ち上がってきた東海大星翔が熊本工を6-4で下し、東海大二として出場して以来、35年ぶり2度目の夏の選手権出場を決めた。
福島では、11連覇中の聖光学院が、18年ぶり9回目の出場を狙う福島商に七回を終え、12-2と大きく点差を付けている。
山梨では3連覇を目指す山梨学院が、春夏通じて初出場を目指す帝京三を、七回表を終えて5-2とリードしている。
ほかにも香川で84年ぶりの出場を目指す高松が丸亀城西と、南北海道の駒大苫小牧-北照、長崎の海星-創成館など6大会で決勝が予定されている。
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