巨人あぁ自力V消滅…3戦25失点マツダ12連敗…

 「広島8-6巨人」(22日、マツダスタジアム)

 またしてもマツダスタジアムの悪夢は繰り返された。巨人は一時は6点差をつけながら、投手陣が計5被弾の一発攻勢に沈んで逆転負け。3連敗で広島に8ゲーム差をつけられ、早くも自力優勝の可能性が消滅した。高橋監督は「3日間、結果的に同じような展開で負けてしまって悔しい」と唇をかんだ。

 今村が大量リードを守り切れなかった。勝ち投手の権利がかかった五回。田中に2ランを浴び、丸には右中間席へ2ランを被弾。村田ヘッドはこの場面の配球を振り返り、「俺らの指導力不足もある」と自らを戒めた。4回1/3を5失点KO。3被安打が全て本塁打の左腕は「打たれてはいけないところで打たれた。反省です」と苦渋の表情で振り返った。

 3戦計25失点の投壊で7連勝後に3連敗。球団ワーストを更新する同一球場の連敗は12まで伸びた。村田ヘッドはそれでも「切り替えていく。まだ、チャンスはあると思う」と前を向いた。後半戦は始まったばかり。諦めるわけにはいかない。

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