ロッテ・福浦、勝ち越し打 42歳2000安打へ「15」
「ロッテ7-3オリックス」(22日、ZOZOマリンスタジアム)
“4度目の正直”を職人技で決めた。
ロッテ・福浦だ。同点の七回無死一、三塁。吉田一の2-2からの低めのフォークに身体が反応した。うまく捉えた。中前へ抜けた勝ち越しの一打は単独3位を引き寄せた。
満面の笑みでガッツポーズが出た。ムリもなかった。一回2死一、二塁、三回2死一、三塁、五回2死満塁で凡退を繰り返した。
「きょうは本当にうれしかった。4度目の正直だよ。いいところで打てた」
井口監督は新外国人投手対策として経験豊かな福浦をスタメンで起用したが、一、三回の凡打を「力み過ぎた」と振り返った福浦。五回は力負けとした。
これで2000安打へ15。「いい場面で打てるようにしたい」。最後に本領を発揮した福浦が笑って最後を締めた。