“平安キラー”の東山・大杉、復活打 決勝懸け準決勝で激突!
「高校野球京都大会・準々決勝、東山6-1西舞鶴」(23日、わかさスタジアム京都)
東山が14年以来の4強へ進出した。七回1死は、主将で4番・大杉渉太捕手(3年)が今大会初安打。準決勝・龍谷大平安戦を前に、“平安キラー”がトンネルを抜けた。
今春京都大会準々決勝では、龍谷大平安に4-2で勝利した。この日、乙訓を抑えたエース・小寺を攻略しており、大杉は本塁打を含む2安打を放っている。主砲は再戦へ向けて「平安という名前に負けず、チームのキーワードの『攻める』ということを一回から九回まで貫きたい」と意気込んだ。
27歳で古豪を率いる足立景司監督は「相手はスキがない。1点でも多く取って、流れを引き寄せたい」。02年夏以来16年ぶり5度目の甲子園へ向けて、打線の奮起を期待した。