花咲徳栄、金足農、中越、高岡商、沖学園が甲子園切符つかむ これで20地区代表決まる
「第100回全国高校野球選手権大会」の地方大会が24日、秋田、北埼玉、新潟、富山、南福岡の5地区で決勝を迎え、北埼玉では昨夏甲子園優勝校・花咲徳栄が甲子園切符をつかんだ。これで20地区で甲子園出場校が決定した。
北埼玉では昨夏甲子園優勝の花咲徳栄が上尾を4-1で下し、4年連続6度目の出場を決めた。エース右腕、野村佑希投手(3年)が1失点完投の力投を披露した。
秋田では、金足農が明桜を2-0で下して、11年ぶり6度目の優勝。完封でチームを甲子園に導いたエース右腕、吉田輝星投手(3年)は「率直にうれしいです。自分が0に抑えれば勝てると思い投げました。大舞台でみんなを助けるようなピッチングがしたい」と目を輝かせた。
新潟では、中越が春夏甲子園初出場を目指した新発田を10-1で下して、2年ぶり11度目の優勝を決めた。
富山では、高岡商が2年連続19回目の栄冠。富山第一を14-4で下した。先発した背番号10の大島嵩輝投手(3年)が4失点完投した。
南福岡では、沖学園が九産大九州を1-0の接戦で下し、春夏通じて初の甲子園出場を決めた。