松山商が4強入り 17年ぶりの甲子園出場へ重沢監督「ここからは総力戦。気力の勝負」
「高校野球愛媛大会・準々決勝、松山商8-3小松」(24日、松山中央公園野球場)
松山商が小松を下し、13年ぶりの4強入りを決めた。
3-3で迎えた五回、無死満塁から3番・大村玄外野手(2年)が左前へ勝ち越しの2点適時打を放つと、5番・入川翔投手(3年)の中前適時打、さらに6番・黒田樹外野手(3年)の左中間適時二塁打などでこの回5点を奪取した。
投げてはエース・入川が6回3失点。七回から2番手の奥野慎也投手(3年)が3回を無失点に抑えて逃げ切った。
同校は春夏合わせ甲子園に42回出場し、春2回、夏5回の優勝を誇る全国屈指の名門校。ただ、近年は私立校の台頭などで県内でも苦戦が続いており、01年夏を最後に聖地から遠ざかっている。
17年ぶりの甲子園出場を目指し、26日の準決勝では新田と対戦する。重沢和史監督(49)は「ここからは総力戦。気力の勝負です」と話した。